等等日記

北京留学の日々、中国語学習など

北京到着〜隔離施設へ移動

北京に到着してから隔離施設に移動するまで、かかったのは3時間45分ほど。コロナ禍で今までの中国への入国とは全く違うものになっていました。今回の記事は2022年9月末入国した者の一体験記です。

 

 

搭乗までの経緯はこちらの記事を参照してください💁‍♀️

buyaoc.hatenablog.jp

 

VLOGでは飛行機に乗ってから到着するまでをざっと1分46秒にまとめてみたので、よかったら見てみてくださいませ。

 

 

北京に到着してからの流れ

大まかに説明すると以下のような流れで隔離施設に到着します。基本的には流れていくのであまり気にせず前の人について行ってください。

補足事項については「※〜」で説明しています。

 

降機後15分ほど椅子に座って待機

※ここでSIMカードを中国用に買ったものに変更。中国で使える電話番号付SIMカードの場合は要所要所で電話番号を書かされるので要注意。

税関の機械で空港内で使用するQRコード発行

喉からのPCR検査

手荷物検査

入国カード記入

※2021年に新しい形式のものに変更されている。裏面に中国国内での連絡できる人の名と連絡先を記入。

イミグレーション(入国手続き)

※私は不要でしたが、人によってはビザ取得の際に使用した書類の提示を求められるそう。

預け荷物の受け取り待機

※ここが隔離施設に向かうまでで最後のトイレに行くチャンス。

預け荷物の回収

隔離施設へ向かうバス乗車

バス内にあるQRコードで個人情報登録

到着

隔離施設についての説明

※アナウンスで使用されるのは基本中国語のみでしたが、日本からの便だと周りの方に補足してもらえるはず。

バス降車

隔離費用を支払い各々隔離施設へ入室

 

唯一困ったのはイミグレーションにて、入国カードに記入すべき情報が欠落している旨を中国語で伝えられた時でした。参考になる旅行会社のサイトもあるので不安な際は参照すると良いと思います。

隔離施設では基本WeChatのグループを通じて、PCR検査についてや通販したものが届いたか、ご飯が届けられたかなど様々なことがアナウンスされました。WeChatには自動翻訳機能が備わっていますが、ここである程度中国語が理解できることが求められます。

そして私が割り当てられた場所は隔離費用を現金・電子決済で支払えましたが、どうやらクレジットカード使用不可等様々なパターンがあるので、中国の電子決済が使えない方は現金の持参をお勧めします!現金支払いがダメというパターンもあるようですが、その場合近くの方に現金を渡し電子決済を代行してもらうことも可能だと思います。

 

また、本当は強制隔離7日+健康観察期間3日の内、健康観察期間の3日間は大学の持つ隔離ホテルに移れる予定でした。しかし健康観察期間は隔離される人を、その人が住む住所先の社区の人が迎えに来る必要があります。しかも普通には車に乗れず、隔離される人・運転手共々が防護服を着ることになるみたいでした。社区がこれから3日間隔離される人を請け負う、という同意書を隔離施設に提出する必要もありました。

大学は正確には社区という単位ではなく動いているそうなので(この辺ややこしい…)、私は結局最初に到着した隔離施設で10日間過ごしました。

 

隔離施設到着後にやったこと

Health Kit登録

支付宝(AliPay)のミニプログラムで「Health Kit」(中国語版だと「健康宝」。外国人は必ず「Health Kit」で検索してください)を検索し登録。

中国入国後にしか登録できませんし、こちらはVPNを通すと使えません。

大体9-10日目くらいに「緑」になったコードが表示されます。

 

通信行程卡登録

微信(WeChat)・支付宝(AliPay)のミニプログラムで「通信行程卡」と検索し登録。使っている携帯電話番号を用いて登録します。

こちらも中国入国後にしか登録できませんし、VPN通すと使えません。

登録してから7日目くらいに「緑」になったコードが表示されます。

 

隔離施設は実際集められた額から返金が発生したり、口座がないと返金を受け取れなかったり、全然そのお金が返ってこなかったりと大変なのですが、正直中国に来ると毎日がトラブルの連続。心が休まる時なんてありません。

それも含めて楽しんでいくのが大切なのかな、と今は思っています。隔離施設での期間は比較的暇なので、この期間に外に出たら何をするか考えると良いと思います!