結婚に伴い苗字が変わり、同時にパスポートも更新しました。中国で登録していた様々な名義変更を行うため、2026年9月半ばに上海に行って変更手続きをすることに。漏れもあるかもしれませんが、どのような手続きをしたのか一例として読んでもらえると幸いです。
今回現地の支店等に赴いて変更を行ったのは銀行・携帯電話会社・マイレージクラブが対象です。同時にキャッシュレス決済サービスの情報更新もアプリ内での手続きや電話をかけて行いました。
以下手続きは基本的にすべて中国語で行なっています。結果的にはほとんどの変更を1日で完了することができました。また各機関にて求められた資料は「旧パスポート・新パスポート・日本大使館で発行してもらう同一人物証明書」の3つで済みました。一応戸籍謄本やマイナンバーカード等も持参しましたが、必要ありませんでした。

事前準備
上海に行く前に事前に調べておいたのは、中国銀行アプリのカスタマーチャットを通して、何の書類が必要になるかです。
自分で行く予定の支店に電話することをチャット上ではおすすめされましたが、日本から問い合わせていたので電話は無理と回答すると、"どの支店に行く予定か?その支店の担当者から電話する"とのことでした。ちなみに中国語で支店は网点と言うそう、知らない表現だった…。
問い合わせから3時間ほどで担当者より架電があり、「旧パスポート・新パスポート・同一人物証明書」が必要ということがわかりました。今回電話をくれたのは上海市国貿中心支店。「同一人物証明書」は在上海日本国総領事館に直接行って発行してもらう必要があります。ちなみにこちらの支店は在上海日本国総領事館に最も近いため、このような問い合わせにも慣れているということでした。
手続き日のスケジュール
9:30 在上海日本国総領事館
領事館に行こうとすると朝の通勤ラッシュで道路状況が読めず…結局9:30ごろに到着となってしまいました。
同一人物証明書は申請書を提出してから発行まで1時間ほどかかるということで、同じビル内のカフェで朝ごはんを食べたり、同じビル内の1階にATMがあるので証明書発行に必要な現金を用意したりしながら証明書の発行を待ちました。
申請に関しては以下のURLを参考にしました。
11:00 中国銀行 上海市国貿中心支店
現在対応している内容が複雑なので午後か他の支店に行ってくれと言われました。午前中に何か手続きを完了させたかったので、歩いて近くの支店に行くことに。
11:20 中国銀行 長寧支店
こちらの支店は待ち時間ほぼなしで手続きしてくれました。手続きにかかったのは30分ほど。
「旧パスポート・新パスポート・同一人物証明書」を提出し、現在居留許可はもうないのか?今回の中国入境日のスタンプはどれか?など確認をされました。
私は北京と広東省で中国銀行の口座を2つ開設したのですが、どちらも上海の支店で個人情報変更が可能でした。
手続きをしてから2日後に、広東省の中国銀行の支店より居留許可や仕事について、変更した内容は正しいのかを確認する電話がありました。
12:30 中国移動 古北営業庁(変更失敗)
携帯電話を契約している中国移動。ただ北京で取得した携帯電話番号を使っているため、上海の支店では個人情報の変更は無理だと言われてしまいました。北京に行くしかないの?と言うとそうです!と返されることに…。
ショックを受けましたが、気を取り直してまずはアプリを通じてカスタマーサポートに電話し確認をすることにしました。そこでは上海でも限られた支店では変更を受け付けているので、上海の中国移動カスタマーサポートセンター(021-10086)に電話して確認くださいとのこと。
上海のカスタマーサポートセンターに上海内のどの区にいるかを伝えると、対応してくれる支店と、事前にその手続きを行ってくれるか確認するため支店の電話番号を教えてくれました。しかし対応してくれる支店に電話をしても一向に繋がらなかったため、とりあえず直接その店舗に向かうことにしました。
13:10 中国工商銀行 虹橋開発区営業庁
こちらも待ち時間ほぼなしで手続きしてくれました。かかったのは30分ほど。
「旧パスポート・新パスポート・同一人物証明書」を提出し、サクサクと手続きが進みました。
北京で開設した口座ですが、こちらも問題なく上海の支店で個人情報変更が可能でした。
移動中 微信支付-WeChatPay→アプリ内完結
アプリ内で服务>钱包>身份信息>更新实名から新パスポートを提出、顔認証を経ました。1回目は苗字が異なるからか申請が通りませんでしたが、なぜか2回目で変更ができました。

移動中 支付宝-AliPay→電話とアプリでの書類提出で完結
アプリ内の个人信息>身份信息>更新姓名或证件号码で変更申請を行ったのですが、改姓し名前が一致しないことで上手く申請ができなかったため、カスタマーサポートに電話することにしました。

状況を説明すると、アプリのメッセージ機能を通し申請できるフォームを用意するので、そこで「新パスポートと同一人物証明書の写真」を送ってくれとのこと。電話をしながら写真撮影し提出すると、受け付けた旨を電話先の担当者から伝えられ、それから3時間ほどで個人情報の変更を確認することができました。

14:20 中国移動 南京西路支店
ここでもまず、北京で取得した電話番号の個人情報は上海では変更できない!と言われたのですが、カカスタマーサポートに確認した旨を伝えると「試してみましょう」と態度が変わりました。
上海の支店の担当者さんが北京に電話をかけながら手続きを行ってくれて、1時間20分ほどかけ苦戦しながら申請を完了させてくれました。「旧パスポート・新パスポート・同一人物証明書」を提出したのですが、その写真を北京からの指示通りに撮影するのが上手くいかなかったそうで(軽く3-40回撮影していた)、上海の担当者さんも「今日はおかしかった…」とのことでした。通常ならもっと早く終わるのかもしれません。
その他に行ったこと・できなかったこと
中国南方航空マイレージクラブ
中国滞在時、コツコツと中国南方航空のマイレージを貯めていました。本人認証を空港のサービスカウンターで行ったことがあるので、その内容を更新しに行きました。浦東国際空港T2のBカウンター付近に中国南方航空サービスカウンターがあります。アプリを提示しながら旧パスポートと新パスポートを提出し、変更事項を申請書に記入して10分ほどで変更が完了しました。
できなかった変更:12306アプリ
どこか高鉄駅に行き12306アプリの本人登録内容の変更を行いたかったのですが、今回は高鉄利用のタイミングがありませんでした。チケットは手数料がかかりますがトリップコムなどで買えるので、次回鉄道に乗るのはなんとかなると判断。高鉄駅を訪れるタイミングがあれば何とかしようと思っています。
一番鬼門だったのは携帯電話を契約している中国移動の情報変更でした。おそらくパスポート更新を行うのみでも、北京で取得した携帯電話番号であると情報変更を受け付けないと言われると思います。出来れば今回の私のように諦めずにカスタマーサポートに確認してみてください。
今回の変更手続きでは中国では結婚で改姓するなんていうタイミングが訪れないため、どこに行っても担当の方に怪訝な顔をされることになりました。私にではなく日本の法律に怪訝な顔をしてほしい!心から日本での選択的夫婦別氏制度が一刻も早く実現することを祈っております。






















































































