等等日記

広東生活、北京留学の日々など

改姓後に中華人民共和国で行うこと

結婚に伴い苗字が変わり、同時にパスポートも更新しました。中国で登録していた様々な名義変更を行うため、2026年9月半ばに上海に行って変更手続きをすることに。漏れもあるかもしれませんが、どのような手続きをしたのか一例として読んでもらえると幸いです。

今回現地の支店等に赴いて変更を行ったのは銀行・携帯電話会社・マイレージクラブが対象です。同時にキャッシュレス決済サービスの情報更新もアプリ内での手続きや電話をかけて行いました。

以下手続きは基本的にすべて中国語で行なっています。結果的にはほとんどの変更を1日で完了することができました。また各機関にて求められた資料は「旧パスポート・新パスポート・日本大使館で発行してもらう同一人物証明書」の3つで済みました。一応戸籍謄本やマイナンバーカード等も持参しましたが、必要ありませんでした。

領事館近くの君东记本帮面馆(天钥桥路店)。葱油拌面美味しかったです。

 

事前準備

上海に行く前に事前に調べておいたのは、中国銀行アプリのカスタマーチャットを通して、何の書類が必要になるかです。

自分で行く予定の支店に電話することをチャット上ではおすすめされましたが、日本から問い合わせていたので電話は無理と回答すると、"どの支店に行く予定か?その支店の担当者から電話する"とのことでした。ちなみに中国語で支店は网点と言うそう、知らない表現だった…。

問い合わせから3時間ほどで担当者より架電があり、「旧パスポート・新パスポート・同一人物証明書」が必要ということがわかりました。今回電話をくれたのは上海市国貿中心支店。「同一人物証明書」は在上海日本国総領事館に直接行って発行してもらう必要があります。ちなみにこちらの支店は在上海日本国総領事館に最も近いため、このような問い合わせにも慣れているということでした。

 

手続き日のスケジュール

9:30 在上海日本国総領事館

領事館に行こうとすると朝の通勤ラッシュで道路状況が読めず…結局9:30ごろに到着となってしまいました。

同一人物証明書は申請書を提出してから発行まで1時間ほどかかるということで、同じビル内のカフェで朝ごはんを食べたり、同じビル内の1階にATMがあるので証明書発行に必要な現金を用意したりしながら証明書の発行を待ちました。

申請に関しては以下のURLを参考にしました。

証明事務及び戸籍事務手続き | 在上海日本国総領事館

 

 

11:00 中国銀行 上海市国貿中心支店

現在対応している内容が複雑なので午後か他の支店に行ってくれと言われました。午前中に何か手続きを完了させたかったので、歩いて近くの支店に行くことに。

 

11:20 中国銀行 長寧支店

こちらの支店は待ち時間ほぼなしで手続きしてくれました。手続きにかかったのは30分ほど。

「旧パスポート・新パスポート・同一人物証明書」を提出し、現在居留許可はもうないのか?今回の中国入境日のスタンプはどれか?など確認をされました。

私は北京と広東省で中国銀行の口座を2つ開設したのですが、どちらも上海の支店で個人情報変更が可能でした。

手続きをしてから2日後に、広東省の中国銀行の支店より居留許可や仕事について、変更した内容は正しいのかを確認する電話がありました。

 

12:30 中国移動 古北営業庁(変更失敗)

携帯電話を契約している中国移動。ただ北京で取得した携帯電話番号を使っているため、上海の支店では個人情報の変更は無理だと言われてしまいました。北京に行くしかないの?と言うとそうです!と返されることに…。

ショックを受けましたが、気を取り直してまずはアプリを通じてカスタマーサポートに電話し確認をすることにしました。そこでは上海でも限られた支店では変更を受け付けているので、上海の中国移動カスタマーサポートセンター(021-10086)に電話して確認くださいとのこと。

上海のカスタマーサポートセンターに上海内のどの区にいるかを伝えると、対応してくれる支店と、事前にその手続きを行ってくれるか確認するため支店の電話番号を教えてくれました。しかし対応してくれる支店に電話をしても一向に繋がらなかったため、とりあえず直接その店舗に向かうことにしました。

 

13:10 中国工商銀行 虹橋開発区営業庁

こちらも待ち時間ほぼなしで手続きしてくれました。かかったのは30分ほど。

「旧パスポート・新パスポート・同一人物証明書」を提出し、サクサクと手続きが進みました。

北京で開設した口座ですが、こちらも問題なく上海の支店で個人情報変更が可能でした。

 

移動中 微信支付-WeChatPay→アプリ内完結

アプリ内で服务>钱包>身份信息>更新实名から新パスポートを提出、顔認証を経ました。1回目は苗字が異なるからか申請が通りませんでしたが、なぜか2回目で変更ができました。

 

移動中 支付宝-AliPay→電話とアプリでの書類提出で完結

アプリ内の个人信息>身份信息>更新姓名或证件号码で変更申請を行ったのですが、改姓し名前が一致しないことで上手く申請ができなかったため、カスタマーサポートに電話することにしました。

状況を説明すると、アプリのメッセージ機能を通し申請できるフォームを用意するので、そこで「新パスポートと同一人物証明書の写真」を送ってくれとのこと。電話をしながら写真撮影し提出すると、受け付けた旨を電話先の担当者から伝えられ、それから3時間ほどで個人情報の変更を確認することができました。

 

14:20 中国移動 南京西路支店

ここでもまず、北京で取得した電話番号の個人情報は上海では変更できない!と言われたのですが、カカスタマーサポートに確認した旨を伝えると「試してみましょう」と態度が変わりました。

上海の支店の担当者さんが北京に電話をかけながら手続きを行ってくれて、1時間20分ほどかけ苦戦しながら申請を完了させてくれました。「旧パスポート・新パスポート・同一人物証明書」を提出したのですが、その写真を北京からの指示通りに撮影するのが上手くいかなかったそうで(軽く3-40回撮影していた)、上海の担当者さんも「今日はおかしかった…」とのことでした。通常ならもっと早く終わるのかもしれません。

 

その他に行ったこと・できなかったこと

中国南方航空マイレージクラブ

中国滞在時、コツコツと中国南方航空のマイレージを貯めていました。本人認証を空港のサービスカウンターで行ったことがあるので、その内容を更新しに行きました。浦東国際空港T2のBカウンター付近に中国南方航空サービスカウンターがあります。アプリを提示しながら旧パスポートと新パスポートを提出し、変更事項を申請書に記入して10分ほどで変更が完了しました。

 

できなかった変更:12306アプリ

どこか高鉄駅に行き12306アプリの本人登録内容の変更を行いたかったのですが、今回は高鉄利用のタイミングがありませんでした。チケットは手数料がかかりますがトリップコムなどで買えるので、次回鉄道に乗るのはなんとかなると判断。高鉄駅を訪れるタイミングがあれば何とかしようと思っています。

 

一番鬼門だったのは携帯電話を契約している中国移動の情報変更でした。おそらくパスポート更新を行うのみでも、北京で取得した携帯電話番号であると情報変更を受け付けないと言われると思います。出来れば今回の私のように諦めずにカスタマーサポートに確認してみてください。

今回の変更手続きでは中国では結婚で改姓するなんていうタイミングが訪れないため、どこに行っても担当の方に怪訝な顔をされることになりました。私にではなく日本の法律に怪訝な顔をしてほしい!心から日本での選択的夫婦別氏制度が一刻も早く実現することを祈っております。

石窟を見にインドへ行こう~準備・実際の旅程編~

世代によって旅行地のブームというのがあると思う。60台前後の世代は卒業旅行などでバックパックを背負い中国に行ったとよく聞く。私たちの世代なら韓国になるんだろうか?そういう流れで、通っていた大学の教授なんかからよく聞いたのはインドへ行った話。

ということで私にはインドへ行くという夢があった。中国留学中に目覚めた石窟鑑賞の祖となるものも観れるし、一度は行ってみたいと思いつつ気づけば30代。

国慶節に行った、世界の中でもまあまあハードな観光地とされているナポリが余裕で調子に乗った私は(中国の地方都市で暮らすと他国がイージーに感じる現象。防犯対策は本気でしました)、ついに4人で行くインド行きを決意し、2026年に7泊9日で5つの石窟をめぐる旅行を計画することとなる。

エローラ 第16窟

初めてのインド旅行、そしてあまり個人手配したという話がインターネット上に残っていない石窟鑑賞合宿。気合を入れていろんな準備をしたので覚書程度に記録を残そうと思う。

 

 

 

旅程決定・チャーター車の手配

インドで代表的な石窟と言えば、アジャンター石窟群とエローラ石窟。この二つの石窟はアウランガバードという都市を拠点に向かうことが多い。

また市の中心にほど近い場所にはアウランガバード石窟という場所もあるので、行けそうならついでに行くことにした。

アウランガバードに近い大都市はムンバイ。ムンバイから比較的アクセスしやすい初期に開窟された石窟としてエレファンタ石窟とカンヘーリー石窟、カールリー石窟、ナーシク石窟がある。

アクセスしやすいと言っても、カールリー石窟はムンバイから114キロ先。ムンバイから2時間…アウランガバードまでは飛行機や列車で行くのが一般的だが、間の石窟も行きたいとなるともはや運転手付きの車をチャーターしたほうが良いのではないか?という考えが頭をよぎる。旅行メンバーは全員海外生活経験者のため運転手が英語話者でも問題ない。混む観光地では入場など少し不安だが、のびのび鑑賞がしたいのでガイドは不要と判断し車を探し始めたのだった。

 

しかし都市をまたぎ、ましてや合計5日間ともなる車を提供しているツアー会社はなかなか見つからなかった。日系の旅行会社は正直高すぎるし…そんな中見つけたのがKizuna Indo Travelsさん。

代表のナウティヤルさんは、日本語でとっても丁寧にやりとりしてくださり、車は少し大きいトヨタのイノーヴァを選んで一人12,000ルピー程度で手配が完了。前日に車のナンバーと運転手の連絡がきた。

ムンバイを出発し、ムンバイ→シルディ(1泊目)→アウランガバード(2ー3泊目)→ナーシク(4泊目)→ムンバイという旅程にした。はっきりとした旅程を組んでいなかったにもかかわらず、その時々の要望に応えて色々連れて行ってもらえて本当にいい旅となった。

予約したのは単なるドライバーさんなのだが、荷物を見ておく必要がない時は一緒に観光までしてくれてかなり心強かった。

道中たくさんお話しできて毎回ご飯まで一緒に食べて、結果的に旅がすごく楽しくなったのはドライバーさんのおかげだと思う。そして運転技術も最高。道なりに清潔なトイレのあるSAやおいしいレストランを案内してもらい至れり尽くせり。

もし運転手さんの名前が知りたい方がいたら、個別に教えますのでご連絡ください。

アウランガーバードで人気のターリーやさん

結局今回の旅行では「カールリー、アジャンター、エローラ、ナーシク、カンヘーリー」という5つの石窟を5日間で回ることができた。

 

よって飛行機はムンバイ着のものを探すことに。広東の地方都市に住む私は、広州・深セン・香港空港が選択肢になる。極端な深夜発着は避けたいなど考慮して、広州発バンコクスワンナプーム経由のタイ航空を使うことになった。

久々のタイ航空はやっぱり機内食がおいしい。行きのスワンナプーム空港での乗換時間は1時間45分だったが、余裕で乗り換えできた。あと最後にバンコクに寄れたので、メイドインタイの食べ物を扱うドイカムのジュースとか買えるのが嬉しかった。

 

最終的な旅程と各石窟の所要時間

自分用メモなのでわかりにくいが、かかった時間も含め旅程はこんな感じ。オレンジ網掛け部分の日でチャーター車をお願いした。

石窟はかなりしっかり見て各地これくらいの時間が必要だった(エローラ石窟はバテて休憩したこともあり第17~28窟が見れず、アジャンター石窟はドライバーさんと一緒だったので結構ちゃきちゃきと見学)。

おそらくガイドを頼むと色んな解説が聞けて楽しいと思うのだが、周りはかなりせかせかと動いていたので自分たちでまったり見るのも楽しいと思う。気になることを調べながら、第一印象を大切に干渉するのが好きならガイドなしでも十分楽しい。

入場はあまり混んでおらず、流れのままに石窟内のバスなどもスムーズに乗ることができた(ただし次の項目で紹介するカンヘーリー石窟は難易度高め)。物売りの人などはいるがスルーし不要と伝えれば、危害を与えてくる感じではない。

キッズにかなり囲まれます

石窟で危険を感じたのは石窟内は涼しくて暗いからか蝙蝠がたくさんいたことと、アジャンター石窟にはハチの巣(第9、10窟)があったこと…蜂に刺されている人を見かけたので、潔く危ない窟はあきらめてよかったと思う。

2月17日の夕食と2月18日の昼食以外はレストランでとっており、結構料理が出てくるまでに時間がかかったので、毎回ランチとディナーは1時間くらいかけて食べていた。

 

ちょっとややこしかった観光地、カンヘーリー石窟

カンヘーリー石窟は車での訪問なら、以下の手順で動くことになる。私たちは幸運なことにドライバーさんがついてきてくれた。

①駐車券を取る(最後駐車料を支払う)→②入り口で自然公園の入場料→③石窟までは7㎞あるのでバスチケットを購入→④バス移動後石窟の入場料

また、こちら109窟が残る巨大な石窟群なのだが、ほとんどは僧が生活するための簡素なもので、見どころとなる窟が分かりにくい。見どころを探しうろうろしていると警備員さんが声をかけてくれて、案内してくれた。

インド石窟の中でも唯一の作例である十一面観音菩薩は、鍵のかかった場所にあるため警備員さんに案内してもらわないと見れない。案内の最後にチップをお願いされるので(結構解説してくれる)、現金を用意しておこう。

石窟周辺は野生の猿が獲物を狙っているので、何か食べる際には要注意。

レオパードに注意!

e-VISA申請

インド入境にはビザが必要となる。入国の4日前まで申請できるということだったが、不安だったので3週間前に申請をした。

また、オンラインサイトから申請するe-VISAはすごく大変ということで心配していたが…中国のビザ申請経験がある人ならいけるんじゃないかなという感想。ありがたいことに日本語の攻略サイトもたくさんあり(ここも中国ビザと異なる!)、参考にさせていただきつつ申請した。

5年のビザを日曜の夜申請して水曜の正午ゲット。76時間くらいかかったけど、これは日曜の夜に申請したことも関係しているかも。ちなみにビザが発行された通知メールは迷惑メールに仕分けられていたので要注意。

 

中国在住の日本人として海外旅行保険を探す

中国在住の日本人、というややこしい立場なので、日本語で出てくる海外旅行保険はほぼ使えない。長らくACSという保険会社のものを使っていたが、今回はアジア内に行くということで中国の会社が提供しているものを探してみた。

安联(Allianz)という会社は日本人であっても可という情報を基にタオバオから旅行保険を購入した。タオバオの画面でそのままパスポート番号等を入力できたし、購入後に保険を購入できた旨SMSが届いたため大丈夫なはず。9日間の保険で50RMBと格安だった。

【安联境外旅游保险】で検索

 

Simカード

eSimは評判がまちまちだったので挿すだけで使えるというSimカードをタオバオにて購入。8日20Gで175RMB。もしもつながらなかった時は日本の携帯電話番号を契約しているPovoでデータを買う!という気持ちで向かった(インターネット回線に本気の人)。

届いたものは世界中で使えるフランスのOrangeという通信会社のSimカードで、Airtelというインド最大の会社の回線が使えた。基本的にいつでも電波を拾えていて便利だった。

電話番号付きで、15分電話通話可能とのことだったが、電話番号はフランスのものだったのでドライバーさんには電話がつながらなかった。

【印度电话卡】で検索

 

Uber、Whatsupp

ムンバイは空港からも配車サービスのUberが使えるので、アプリを使える状態にしておくのがベター。Whatsuppがメジャーなメッセージアプリのようなので、ドライバーさんとの連絡用に準備した。

どうやらムンバイ以外はUberが使えない地域もあるらしいので、もしもに備えてOla(インドの電話番号必須)を前もってダウンロードするといいかも。私たちはムンバイ以外チャーター車があったので用意せず。

 

チョンキンマンションでインドルピーへの換金

香港の重慶マンション(恋する惑星のロケ地でも有名)で換金するのが一番レートが良いという話を同僚に聞いたため、休みの日によく行く香港で寄ることに。

香港ドルが必要ならその場で変えてもらおうという魂胆で、中国元と日本円を握りしめて向かった。結局中国元→香港元→インドルピーという形で換えてもらうことに。重慶マンションであってもインドルピーは不足していることが多く、二か所の換金所を回ることになった。そしてやはり、ビルの奥の方がレートがよかったので各店舗の額を見比べて研究するべし。

 

事前勉強

北京大学で留学中、何の講義でも取っていいという自由の身だった私は考古学の授業で石窟美術について学んだ。授業は録画されるため何回も見直し、有り余る時間をもって単位取得した思い出の授業。

教授にいろいろ質問していると、論文で引用した日本語文献の表記確認を手伝うことになった。その流れでインド留学し石窟の研究をしていた教授の著書をいただいたのだった。しかし、久々に開くと専門書難しい!

授業のことを思い出しつつ、検索して見つけた面白そうな論文を読みつつ、本当は体力作りをしたほうが良い事実から目を背けながら当日を迎えた。そして石窟でヒーヒー言いまくる羽目となったのである。

あともう少しヒンドゥー教について調べておくとよかったかな?と思う。仏教とヒンドゥー教は関係が深いし、インドにおける仏教の衰退についても知っておくともっと楽しかったかも。帰ってから知ることが多くてそれはそれで楽しいのだけれど。

アンダガ像。神話の内容を調べると二度楽しい

 

持ち物はいろんなものを旅行に向けて準備したので、こちらの記事から(準備中)。

中国旅行指南 ~歴史と文化の中心・北京~

天安門広場につながる故宮博物院、万里の長城、頤和園に円明園に天壇公園…と中国と言えば!な観光地盛りだくさんな北京。クラフトビールの醸造元がたくさんあったり、ライブハウスやクラブがたくさんあって中国音楽文化の中心であったり、ユニバーサルスタジオ北京もあったり、本当に遊び飽きない都市です。


留学期間の二年間(2022年9月~2024年7月)は北京で大学の寮にて生活していました。基本的に奨学金での生活だったのでそこまで贅沢はできませんでしたが、滞在中はいろんな所へ行って色んなものを食べたと思います。
北京は時に食の砂漠とも揶揄されますが、首都だけあって各都市各国のいろんなものが食べられますし、粉食文化圏のパワーを感じる食べ物がたくさんあるのも楽しいです。

本格的な韓国刺身

そんな北京はなかなか厄介な気候。夏は40度超えで、湿度はないので乾燥機の中に放り込まれたような感覚になります。冬は時にマイナス15度を記録する寒さ。ただ、セントラルヒーティングのおかげで室内はとても暖かく過ごしやすく、冬になると街の湖が凍りスケートを楽しむ人が現れるなど、冬ならではの光景を楽しむことができます。春は例年大気汚染がひどく、一瞬訪れる秋(1か月くらい)が北京を訪れるのに最高と言われています。

湖、凍ってます

北京の交通状況としてはラッシュ時の渋滞が激しいので、時間を気にする予定にはあまり影響を受けない地下鉄を選ぶのがベター。過ごしやすい気候の時期ですと、ほぼ坂がない北京はサイクリングが楽しいです。
また北京は他の都市に比べてびっくりするほど広いので、それぞれの観光地を行き来するのにとても時間がかかることを念頭に入れておいてください。各観光地も規模が大きいので履きなれた靴で行くのをおすすめします。
無職旅さんのYoutubeを見ていたら麵屋さんやお土産屋さんの定員さんが普通に英語を話していて衝撃でした(「Spicy!」とかそのレベルではあるのですが)。中国語のできる人とばかり北京を旅行し、留学時にはある程度中国語を勉強した状態で生活していたので、意外と英語通じるのだなと…ただ無職旅さんも旅の指差し中国語を持ち歩いておられました。こちらの北京旅行動画、まるで一緒に歩いているかのようでおすすめです。

また今回旅行ルートには組み込んでいませんが、北京から高速鉄道で30分程度で行ける天津は、北方の貿易の中心として栄え、古くから外国人居留地だったことも影響してたくさんの西洋風建築が残っています。そして港町なので海鮮がとってもおいしい街です。

 

中国旅行に必須のアプリ、旅行上注意したほうが良いことについては以下の記事にてまとめています。

前回上海と杭州、蘇州について書いた記事はこちら。

 

記事執筆時点にて訪問済都市(訪問順)

上海、杭州、蘇州、瀋陽、北京、貴陽、大理、麗江、シャングリラ、無錫、広州、長沙、天津、フフホト、包頭、重慶、大同、済南、天水、西安、成都、資陽(安岳)、邯郸、南京、金華(義烏)、景徳鎮、泉州、中山、深圳、青島、洛陽長春、ハルビン、東莞、武漢、珠海、佛山、順徳、汕頭

 

※赤字が今回記事分、青字が次回以降記事にしたい予定。出張や泊まって食事をしただけのような都市については省略しています。
記事にする予定がない場所についてもし気になるようだったらコメント等で訊いてみてください!

 

北京おすすめルート(3泊4日)

【1日目】

北京首都空港もしくは北京大興空港に到着:選べるなら首都の方にしましょう!大興はザハ設計で美しいですが、中心からとても離れていて便利とは言い難いです。

 

昼・肉餅:薄く伸ばした小麦の生地に挽肉を包み、平べったくして焼いたもの。溢れる肉汁と小麦生地のおいしさにビールが止まりません。中国フェンネルと呼ばれる「茴香」入りのものがおすすめです。

 

→胡同:北京の昔ながらの建物が並ぶ小道を胡同と呼びます。高齢の方が孫の面倒を見ている姿、路に椅子を置いておしゃべりや囲碁に興じる姿…そこに住む人々の生活の様子が垣間見れます。休めるカフェも多い東四、西四エリアあたりがおすすめです。


→夜・北京ダック:アヒルを一匹丸ごとローストした宮廷料理で、様々なレストランで提供されています。しかし、最近の北京で行くなら四季民福一択と言っても過言ではありません。サイドメニューもどれも上品でおいしい超人気店です(行列するので並んで時間を潰すか、開店前・閉店間際に行くのがおすすめ)。


→京劇鑑賞:中国オペラともいわれる京劇は、今も毎日公演が行われています。煌びやかな衣装、独特な発声での歌や生演奏は一度鑑賞する価値あり。舞台脇に字幕が表記される親切な設計になっています。

 

【2日目】

朝・豆汁と焦圈:豆汁は緑豆製品を作った後の汁を発酵させたもの。時々雑巾のにおいとも形容され、中国人からも珍しがられる北京の伝統的な朝ごはんです。漬物等の酸っぱさのある発酵食品が好きな人はイケる味だと思います(と言いつつ筆者は二回目から好きになりました)。焦圈は小麦を細い円状にして揚げたもので、豆汁と一緒にいただくと美味しいです。


→故宮博物院:歴代皇帝の暮らした紫禁城は広大で、博物館好きにとっては一日いれるポテンシャルのある観光地です。予約を取るのは至難の業ですが、特別展の予約もお忘れなく。


→昼・ジャージャー面:故宮敷地内の食事処のジャージャー麵、若干割高ですがちゃんとおいしいです。午前中だけで故宮を見切るのはなかなか難しいので、敷地内で食事し休憩することをお勧めします。


→繁華街探索①王府京:故宮からも近い繁華街。王府京百貨大楼は北京で初めてできたデパートです。
②前門or南鑼鼓巷:中国人観光客に人気の繁華街。とにかく賑やかで食べ歩きが楽しいです。
③三里屯:最新ブランドが集うハイソな一角で、今どきの中国が見たい人はこちらへ。ZINEや雑貨を扱うカフェ、postpostがおすすめです。


→夜・爆肚:牛や羊のセンマイ等ホルモンを茹でた食感が楽しいものを、薫り高いゴマダレといただく北京名物。ビールととても合います。


→クラフトビール:京A、北平机器、大跃、悠航、牛啤堂…を代表に北京発のブリュワリーがたくさん存在し、チェーン展開しています。お茶や緑豆、ヤマモモなど中国らしさを感じられるフレーバーがたくさんあります。ハッピーアワーに訪れるのもいいかもしれません。

 

【3日目】

朝・豆腐脑:しょっぱい餡をかけた豆花は北方名物(南方は豆花を甘くする)。餡にはキノコなどが入っていてなんとも沁みる一品です。


→万里の長城:2万㎞にも及ぶため、いくつかのスポットに分かれて観光地化されています。赴くまでの交通手段等予約が必要な場面が多いため、効率を考えてツアーで行くのがおすすめです。大自然と当時の人たちの途方もない労力に思いを馳せると感動すること間違いなしです。


→昼・羊肉鍋:羊のしゃぶしゃぶ鍋こと、涮羊肉。新鮮かつ上品に脂の乗った羊肉を濃厚なゴマダレにつけていただきます。


→牛街:イスラム教を信仰するウイグル族の方が多く住む、食べ歩きで有名なストリート。牛街百貨店で手に入る昔ながらの中国菓子はチェーン店のものと一味違います。おすすめは棗の黒糖蒸しパン、枣糕。


→夜・餃子:中国で餃子と言えば基本水餃子、锅贴というものが焼餃子になります。手作りの皮に餡がたっぷり詰まった餃子は、やみつきになること間違いなしです。


→ライブハウスorクラブ:北京は中国バンドシーンの中心で、たくさんのオルタナティブなライブハウスが集います。School酒吧は北京を代表するライブハウス。またZhaodaiやPILLBOXなど、いわゆる音箱と言われるクラブもたくさん存在しています。中国中の素敵な子たちが気合を入れてオシャレしてくるので行くだけで楽しい場所です!

帅哥も見れます

【4日目】
朝・焼餅と豆乳:焼餅は胡麻のかかった小麦のパイのようなずっしり重めの食べ物。中国の豆乳はその場で作られることもあって日本で飲むものとは少し味が違います。

夜食べたのでビールと…

→北京首都空港もしくは北京大興空港に移動

 

おすすめ美術館

美術鑑賞が好きな人には、建物やキュレーションが素敵でおすすめの美術館が3つあります。どこも中心からは外れ少しアクセスしにくいのですが、足を運んで見に行く価値のある施設です。
北京は文化の中心というだけあって、頻繁にアートフェアや芸術祭なんかも催されていますので、旅行の2週間ほど前にREDなどのSNSで「北京 〇月 艺术展览(芸術展覧)」と検索してみてください。
松美術館:周光明氏設計の建物は非常に美しく、整えられらた庭を含め空間としてとても素敵な場所です。中国人の現代作家を多く取り扱っている印象。


紅砖美術館:レンガ造りの美しい建物で、いわゆる''ワンホン''の子たちがよく撮影していました。芸術祭が開催されることも。


三影堂摄影艺术中心:中国人と日本人の写真家夫婦によって作られたスペースで、現代中国写真を知るためには必訪の地です。アイウェイウェイが設計した建物にも要注目。

 

北京は首都なのに上海に比べると英語が通じない場面も多いと思いますが、ここで中国旅行にぐっとハマると中国語を勉強してみようという気持ちになると思います。中国語は実際話せるようになると見える世界が変わりますし、漢字に慣れしたんだ日本人にとってはかなりとっつきやすい言語なのでおすすめです!

リムジンバスでカオダイ教総本山へ【ホーチミン】

ベトナムとカンボジアとの国境沿いにあるタイニン、ここはカオダイ教という仏教、キリスト教、イスラム教、儒教,道教を融合させた新興宗教の総本山があることで有名です。私は長年極彩色の寺院が気になっていて、いつか行きたい場所の一つでした。

調べていると辿り着くにはツアー参加を推奨されているらしく、クチトンネルやバーデン山と抱き合わせのツアーになっていることが多いです。好きなもの食べたいし好きに行動したい為正直ツアーというものが苦手な私と友人は、なんとかしてツアーを回避する方法を考え始め、リムジンバスでホーチミン⇔タイニン移動する方法にたどり着いたのです。
路線バスで自力で向かうことも可能なようですが、ベトナム語はわからない+時間が読めない+とても車酔いしたという記事を見たのでやめておきました。

 

予約したリムジンバス

車はKkday経由で予約しました。片道1人約1,300円(レートで変わるみたいです)。

https://www.kkday.com/ja/product/129389

助手席もある8人乗りのミニバンで、席は独立、エアコン付きでとても快適でした。何より目的地のカオダイ教総本山まで行ってそのままホーチミン中心地に帰ってくれるので、移動で疲れることがありませんでした。

バス会社とLINEで連絡を取ることになります。英語でメッセージを送りました。電話番号で年齢確認できていない場合、ID/番号検索に制限がかかり遠隔での友たち追加が非常にややこしくなるため要注意…。
集合場所は自分で選んでLINEで伝えます。始めの方の発着場所から乗るといい席に座れると思います(最後の乗車になり、私たちは一番後ろの3つ並んだ席しか空いていなかった)。

土曜日に行って所要時間は行き:3時間半、帰り:2時間半かかりました。道路の状況によって所要時間はかなり変わります。
行きは15分位遅れた記憶…(曖昧にしか覚えていませんが)待っていると観光客っぽい人たちが集まってくるので黙ってバスを待っていると、LINEで教えられたナンバーのリムジンバスが来ました。行きも帰りもちゃんと車のナンバーを伝えてもらえるので安心です。帰りは指定された場所で待っていたらLINEが来て、駐車場のようなところに行ってしまったというバスを少し探しました。
途中で小規模なサービスエリアのようなところに寄り、1回トイレ休憩がありました。カフェが併設されていて飲み物やお菓子なども買えます。

また実は行きのバスに忘れ物をしたのですが、連絡すると丁寧に対応してもらえて帰りのバスで忘れ物を受け取ることができました。サービス満点でありがたかったです。

 

タイニンってどんな感じ?

タイニンは今までベトナムで訪れたホーチミン、ハノイ、フエ、ダナン、ホイアンに比べるとだいぶのどかな町でした。ただ飲食できたり、涼めたりする場所はちゃんとあります。
カオダイ教は菜食ということで、寺院の周囲にはたくさんのベジタリアンレストランがありました。GoogleMapで見つけた半分外スタイルなローカル店にて米粉麺・ブンを食べましたが、シンプルながらすごくおいしかった!飲み物は何も言っていないのに甘いハーブティーを渡されました。旅行中は胃が疲れやすいのですべてがちょうどよかったです。

またバスの送迎まで若干時間があったので、スーパーやカフェで時間をつぶしました。さすがカフェ文化の根付くベトナム、地方都市でもオシャレなメニューがそろっていて嬉しかったです。

 

カオダイ教総本山

礼拝の時間は6:00、12:00、18:00、0:00で一日4回、1時間ずつあります。2025年4月時点では自由に見学でき、フラッシュをたかなければ撮影可能でした。

女性は左手から入る、中に入るときは靴を脱ぐ、脱帽…等々の細かな決まりはあるようですが、間違っていたら指摘してくれる人がおり、観光地化しているからか緊張するようなものではありませんでした。
信者の方々が熱心に祈りをささげる様子、五教融合した宗教なので各宗教の代表者が前に出る様子…とても見ごたえがありました。4月初旬とはいえかなり熱く、寺院内には空調などなかったので30分ほど見学しました。

また寺院の装飾は期待以上。様々な宗教の意匠が絡み合っています。かなり手作り精神に溢れていて、じっくりと鑑賞するのが楽しかったので、個人で訪問して正解だったと思います。

また、本堂(?)以外のお庭や門もおもしろかったので、広い敷地内をくまなく鑑賞することをお勧めします!

アリが石を持ち上げてます

お庭も素敵

 

中国旅行指南 ~上海、杭州・蘇州からはじめてみよう~

祝!2026年も中国への渡航ビザ免除継続!春秋航空を代表にかなり安くで日本と中国観を移動できる航空線がたくさんあり、大阪と上海を結ぶ船便の鑑真号が復活するなど旅行のチャンスは増えていると思います。
中国生活4年目となり、気づくと46都市を訪問していました。国土が日本と比べるとなんと約25倍の中国は場所によって見れるものが本当にバリエーション豊かなので、新しい場所を訪れるたびに感動を覚えます。
食事で言えば地域によって米食/粉食文化と主食すら異なり、好まれる肉や海鮮物の種類も違います。野菜もその土地に独特なものが育ちその地で消費されてしまうことも多いので、いまだに知らない野菜に出会う日々です。様々な場所を訪れ、言語や民族が複雑に絡み合い一言では言い表せない文化に触れていくと、中国旅行の魅力に魅せられると思います。

天水の麦積山

ただ注意点としては中国旅行において英語はほぼ通じないことと、自動翻訳機能を使ってもそれに付き合ってくれる余裕のある態度は期待しないほうが良いことです。こちらも伝えたいことがあるときは、かなり図々しくいきましょう。
そしてトイレや衛生面に関しての意識の違いはカルチャーショックがあるかもしれません(清潔なところもちゃんとあります)。総じて衛生観念はかなりムラがあるため、ウェットティッシュを常備すると安心です。たくさん中国に旅行し屋台等での食事を希望する方は、もしもの時に備えて肝炎ワクチンの接種をお勧めします。
中国旅行に必須のアプリ、旅行上注意したほうが良いことについては以下の記事にてまとめています。

もちろん首都北京や経済の中心上海は楽しいですし、それ以外にも魅力的な場所がたくさんあるので行ってみて楽しかった都市について、自分の行った場所を踏まえてモデルコースを紹介する形式で記事にしてみようと思います。今回紹介する上海は2000年から数えてかれこれ10回は訪れた場所です。

 

記事執筆時点にて訪問済都市(訪問順)

上海、杭州、蘇州、瀋陽、北京、貴陽、大理、麗江、シャングリラ、無錫、広州、長沙、天津、フフホト、包頭、重慶、大同、済南、天水、西安、成都、資陽(安岳)、邯郸、南京、金華(義烏)、景徳鎮、泉州、中山、深圳、青島、洛陽、長春、ハルビン、東莞、武漢、珠海、佛山、順徳、汕頭

 

※赤字が今回記事分、青字が次回以降記事にする予定。出張や泊まって食事をしただけのような都市については省略しています。
記事にする予定がない場所についてもし気になるようだったらコメント等で訊いてみてください!

 

はじめての中国にぴったり・上海

上海は初めて行く中国としてぴったりの場所だと思います。中国語ができなくても何とかなるし、体感では中国においてもっとも英語が通じる都市。筆者も全く中国語ができない頃に訪れましたが、アプリ等入れておけば問題なく過ごせました。街が外国人対応に慣れていますし、まず上海で中国という場所に身体を慣らす(?)のが理想と思います。
豫園や東方明珠塔を代表にする外灘の夜景、ディズニーランド…と観光地もたくさんあり、上海雑技団や上海博物館、新興の美術館群など滞在期間がどれだけあっても楽しい場所だと思います。買い物をするにも基本的には中国で最新で人気の物が集まっています。

気候は日本の東京や大阪とほぼ変わりません。よって盛夏は外を歩くのに苦労する暑さ…そこはタクシーが安いのでどんどん活用していくといいと思います。また上海市内は地下鉄もとても発達していますので、たいていの場所に地下鉄で行けます。

また蘇州、杭州という大観光都市が高速鉄道で30分ほどの距離にあります。蘇州は水路・杭州は西湖が美しい水の豊かな町で、古くから栄えてきた街並みがとても素敵です。杭州は南宋時代の首都、文化の中心としても栄え美しい自然も残る場所です。4日以上滞在する予定がある方はぜひ足をのばしてみてください。

 

上海おすすめルート(3泊3日)

夜便にて上海浦東国際空港到着

【1日目】

朝・菜飯:上海のご当地料理として一押しなのが菜飯。青梗菜としょっぱい干し肉の炊き込みご飯なのですが、油をまとったお米がやみつきになる危険な美味しさです。
→上海博物館本館:午前9時開館。中国四大博物館の一つに挙げられる博物館で、かなり見ごたえがあります。収蔵品はどれも秀逸なので必見。
→豫園:これぞ中国という景観を楽しめる観光地で、お土産屋さんや飲食店が並んでいます。火曜から日曜の9時~16時半まで入場できる園林という中国の昔ながらの庭園は一度見る価値があります。

→昼・緑波廊:豫園内にある老舗高級上海料理店。ベタですが外さない美味しさで、とても清潔です。他にも小籠包の南翔、茶館の湖心亭などもおすすめです。

→上海灘商厦:豫園近くの手芸用品ビル。個人にも販売してくれますし、中華ボタンや珍しいワッペンなどが手に入ります。手芸に興味がなくても商いをする姿から中国の人たちの生活が垣間見れます。

→夜・羊肉鍋:中国で食べる羊肉のおいしさはぜひ体験してほしいです。脂にまで旨味がある…絶品の羊肉は中国どこでも食べられる(そして西部や東北部に行くともっとおいしい)のですが、まず上海でぜひ。
→足つぼマッサージ:足つぼですが肩など上半身までマッサージしてくれます。だいたい耳かきもセットでおすすめされます。中医(中国医学)と書いてあるところだとヨモギの足湯やお灸などの施術もあり体験してみるのも楽しいかも。

 

【2日目】

朝・焼き小籠包:上海名物焼き小籠包(生煎)、アツアツの肉汁とカリカリになった小籠包の底の生地が最高です。

→上海博物館東館or龍美術館:2024年完成の上海博物館東館。龍美術館は中国でも有数のコレクターによる美術館で、中国のアート業界の今を知るのにピッタリです。

龍美術館

→昼・葱油麺:ネギを炒めただけの油を細麺にからめる、シンプルながら美味しい上海名物です。ホルモンが好きな方は大腸麺という甘辛いホルモンの乗った面もおすすめです。
→安福路:准海路などをぶらぶらしてみるのもいいですが、銀座や心斎橋のような場所なので、もう少し尖った中国の今に触れたいならこちら。中国のデザイナーズブランドをセレクトするLabelhoodや、雑貨店のTagiなど最新の中国のかわいいものが集まっています。

→カフェ:上海はカフェ文化が盛んで老舗から最新スタイルのものまでそろっています。「凯司令」は1928年の民国期にできた老舗のカフェ。上海は各国の租界となり、異国文化が混じってきた場所であることを感じられるようなステキな場所で、モンブランがとってもおいしいです。


→夜・上海蟹:シーズンなら上海蟹(中国では大闸蟹と呼びます)を、そうでなければ蟹黄麺というカニみそのかかった麺をどうぞ。濃厚な蟹みそにはこの世の旨味が詰まっています!

→外灘:18時から22時まで毎日ライトアップされます。ギラギラな夜景が見れる、上海で最も混む観光地の一つです。

→バー:上海にはAsia Best 50に選ばれるようなバーがたくさんあります。外灘まで行くのもいいのですが、バーから眺める外灘は格別なのでそのようなバーを探してみるのもいいかも。

 

【3日目】

朝・小籠包:中国と言えば!な小籠包ですが、通常中国において皮がふっくらしたミニ肉まんのようなものを小籠包と呼びます。日本人が想像する小籠包は「湯包」。季節ものですがタイミングが合えば黒くわい(马蹄)の小籠包を一度試してみてください。

→武康大楼:1924年建設の上海初の高級マンション。歴史ある建築物は写真スポットとして大人気。周辺も洋風のレトロな建築物が並び、街歩きするのにピッタリの景色が続きます。

→午後便にて上海浦東国際空港出発

 

上海・杭州おすすめルート(4泊4日)

3日目朝まで【上海おすすめルート(3泊3日)】と同じ
【3日目】
→上海から杭州まで高速鉄道にて移動
→霊隠寺:326年に創建されたという歴史あるお寺。寺院奥の飛来峰では石窟美術を鑑賞できます。
→霊順寺:山の頂上にあるのでロープウェイに乗れます。素敵な景色が見たければこちらへ。

→昼・青藤茶館:お茶を飲みながら無限にお茶菓子(しょっぱいのもあるのでほぼご飯)のバイキングを楽しめるお店。中国茶が好きな人にとっては天国のような場所です。

→西湖:散歩するだけで楽しい、水墨画の世界が広がる絶景スポット。ハスの花が咲く季節が最も美しいのだとか。

→夜・東坡肉:中国料理のイメージがあるトンポーロー。やわらかくなるまで煮られていながら、中国の豚肉は通常皮部分を残すのでむちっとした食感がたまりません。そして杭州ではぜひ本場の紹興酒を一度味わってみてください。

 

【4日目】

朝・南方迷宗大包:西湖そばにある絶品行列必須の肉まん屋さん。人生で一番おいしい肉まんはここで食べました。すべての味が美味しかったので試してみてください。

→杭州から浦東空港に向かうバス(少し難易度高め)or杭州から上海まで高速鉄道にて移動して上海浦東国際空港へ/杭州蕭山国際空港へ

 

上海・蘇州おすすめルート(4泊4日)

3日目朝まで【上海おすすめルート(3泊3日)】と同じ
【3日目】
→上海から蘇州まで高速鉄道にて移動
→蘇州博物館:所蔵品の豊富さで知られる博物館で、筆者は入場予約がいっぱいで見ることができませんでした…。予約はお早めに!
→昼・蘇州麺:透き通ったスープに芯のある細麺、蘇州麺は究極にシンプルかつ完成されたラーメンです。スープは塩(白湯)か醤油(紅湯)という選択肢がありどちらも試してほしい…お好みで豚バラ肉や田鰻、川海老などを自分で選んでトッピングします。

→平江路:水路の周りに飲食店やお土産屋さんが並ぶスポット。地図に頼らずどんどん細い道を歩くと、生活感あふれるステキな街並みが広がっています。

→夜・松鼠桂魚:淡水魚をハリネズミのような形に揚げ、甘酢餡をかけた蘇州名物。日本人好みの味かつ豪華な見た目が目にも楽しいです。

画像は上海・豫園の緑波廊で食べたものです

 

【4日目】

朝・蘇州麺:3日目昼も食べたけど…と言わずぜひ二店舗ほどは食べ比べてほしいです。

→蘇州から浦東空港に向かうバス(少し難易度高め)or蘇州から上海まで高速鉄道にて移動して上海浦東国際空港へ

 

紹介以外にも上海にはたくさん美術館があるので展示内容を確認してみたり、週末あちこちで催される様々なマーケットを覗いてみるのもおすすめです。
基本的にこのようなイベント情報は日本のように何か月も前から告知されるなんてことは稀なので、1週間前くらいにWechatやREDで情報収集してみてください。例えば11月の美術展を調べたいなら「上海 11月 艺术展览」のようなキーワードで検索するとまとめ記事を見つけることができます。
必要なアプリや過ごし方の作法の違いから、中国に初めて来るとパラレルワールドに来たような気分になると思います。まずは上海で中国ってこんな感じなんだなあと掴んでみてください。

ガチョウ肉にメロメロ【台中・台北】

脂の多いガチョウ肉(鵝肉)は中国広東省でもよく食べられるのだけれど、かなり脂っこくて一度デリバリーしてみてから避けていました。そんな中2024年年末に行った台中で食べたガチョウ肉は、食べやすく美味しすぎてメロメロに!2025年夏に行った台北でもガチョウ肉レストランを予約するほど夢中になったのでした。

 

翁記鵝肉・台中

主に燻製ガチョウを提供する食堂。街の中心地近くにあり、半分外とつながった店内は南方らしい雰囲気で満ちていました。

注文したのは燻製ガチョウ200g、ガチョウ脂がけごはん、冷製筍、18天台灣生啤酒という賞味期限が18日の台湾ビール。

燻製ガチョウは燻製している分深みがあり、肉の旨味がすごくて、脂っこくなくしっとりとしていて食べやすかったです。つけだれや生姜で味変しながら200gの量を完食しちゃう美味しさ。ごはんはなんとも言えない脂の旨味ですぐになくなってしまいました。

そして台湾の甘いマヨネーズと食べる冷静筍は普通夏のメニュー。旬ではないんだろうけど、サクッとしてシャキシャキな食感と甘味をグッとマヨネーズが引き立ててくれるこの唯一無二のメニューを冬に食べれるなんて本当に嬉しかったです。

かなりの量でしたがビールを片手に興奮状態で食べきってしまいました。

 

阿城鵝肉・台北

ミシュラン・ビブグルマンのガチョウ肉レストラン。有名店ということもあって、平日でもランチが始まって店内はすぐ満席になっていました。こちらでも燻製ガチョウとガチョウの脂がけごはん、青菜炒め、18天台灣生啤酒をいただきました。

ソースを自分でいろいろ選べるのがとても楽しかったです。

こちらのサイトより気軽に予約できました。

阿城鵝肉 吉林二店 Restaurant - Taipei City, TPE | OpenTable

 

日本で暮らしているとなかなか馴染みのないガチョウ肉ですが、ぜひ台湾で試してみてください。やみつきになること間違いなしです。

Valo Hotel Helsinki【ヘルシンキおすすめホテル】

2024年の国慶節北欧旅行、ヘルシンキにて1泊したValo Hotel Helsinkiは、とっても清潔かつオシャレで有意義な時間を過ごせました。思い出すたび楽しかった記憶がよみがえりまた滞在してみたいと思う、とってもステキなホテルです。
ヘルシンキ中央駅からバスで代替30分ほど離れた場所にありますが、バス停が近かったので特段気になりませんでした。


まず、建築と言えばフィンランドというイメージがあるようにエントランスは広い空間を使ってゆっくりできるようになっています。仕事をできる空間も用意されていました。

お部屋は廃材を利用した洗面台など、環境に配慮するやさしいデザインが素敵でした。

25€追加で支払いをすると屋上ベランダのサウナが使用できます。タオルを貸し出してもらえました。
この屋上のサウナが本当に気持ちよかったです!ホテルのサウナということもあり午前に利用したらほぼ貸し切り状態。屋上ベランダの小屋にあるサウナは自分でロウリュができ、限界に挑戦できます。そして景色を見れる水風呂も!
10月初旬でかなり寒かったので私は屋上で涼むにとどめましたが、水風呂と選べるのも嬉しかったです。あとは大きいプールとミストサウナもありました。ホテル内でこのような体験ができるのはとてもよかったです。

 

そしてビュッフェ形式の朝ごはんがすごくおいしかった。北欧名物のニシンが様々な味付けで用意されていたことと、水切りヨーグルトにベリージャムを載せて食べるのがすごくおいしかったのを覚えています。

清潔で過ごしやすいだけでなく、建築・サウナ・食とフィンランドらしさを目いっぱい感じられるホテルなので、ヘルシンキ滞在予定がある方はぜひ泊まってみてください。