等等日記

北京留学の日々、中国語学習など

【備忘録】大学の宿舎に移るまで

2022年9月26日入国時にはゼロコロナ政策が継続されていましたが、あっという間に北京での感染大爆発を経て2023年1月8日からは入国時の隔離も廃止されることとなりました。

本当にただの思い出として(&となることを祈って)、トータル23日にわたる隔離施設〜大学の隔離施設〜大学内での隔離移行期間〜10ヶ月住む宿舎への移動の流れを備忘録を残します📝 

 

1.隔離施設〜大学の隔離施設に移動

最初の強制隔離施設

 

政府からの要求は7日(強制隔離)+3日(健康観察期間)の隔離。そもそも大学からは+3日(健康観察期間)は大学の隔離施設に移ってよいと連絡をもらっていました。しかしこの健康観察期間、自分が住む場所の”社区”の人に迎えに来てもらわないといけません(自分の住む区の方と理解するとわかりやすい?)。しかし大学は社区という括りの場所ではないため、結局空港から初めに連れて行かれた強制隔離施設で10日間過ごしました。

ちなみに隔離費用は4,800RMB。うーん。部屋が狭かったからか300RMB返金されましたが、この返金も中国の口座が必要とか色々あって1ヶ月は待たされました…。

これが一食分です。育ち盛りの男子高校生でも間食できるのか?

アパートの一室のような隔離施設で一番堪えたのは食事。量は明らかに多いし味のレパートリーが少なくて、お世辞にも美味しいとは言えず…振り返るとこの悪口ばっかり隔離経験者で言ってしまいます。

ふとんの謎日本語

そのあと大学が持つ元々はホテルだった隔離施設へ移動し、4日間の強制隔離を受けることになりました。

 

【流れ】

隔離施設退去15分前に7+3隔離した証明書を医務担当から手渡しされる

隔離解除、入居したとされている時間から24h×10ぴったりの時間にグルチャで通知が来る。

ドア開けたら大白に「走」と言われたのでエレベーター使って1階へ

1階で名前・部屋番号・電話番号をサイン

「门口はどこ?」と訊くと誘導してもらえて大学が派遣した運転手が待機してくれていた

(この運転手とは3日前にTAさんが作ってくれた微信グループで状況を報告し合っていた)

無事拾ったよという報告がてら歓迎の写真撮影

バスに1人で乗車し1時間くらい移動。この間に大学の隔離施設から部屋番号を割り当てられ簡単な注意事項を聞く

大学の隔離施設に着いた瞬間荷物に消毒ふきかけられ、名前を確認されたら手続き終了。

自分で部屋に行くよう指示

部屋入ってからは自分で抗原検査キット使ってPCR検査し、微信で結果送付。

 

送迎バスが来て謎の写真撮影で歓迎されるの段

 

2.大学の隔離施設〜大学内での隔離移行期間へ

大学のホテルにて隔離。天国

大学に移動してからは今までなんだったんだというくらいにノーストレスな4日間を送りました。食事が美味しくてのちの留学生活への期待が高まります。そしてこちらでの全ての費用が無料でした…!我爱清华大学!

酸梅湯に激ハマり

 

大学の綺麗なツインルームで隔離を終えた後は、学内の1人1部屋ある寮へ移動して1週間過ごすことにとなりました。AB間と言われるこの寮は1つ扉を開けると2部屋付きで、トイレ・シャワー、レンジを共有するというタイプの寮。

キャンパス内に入るにも厳密な書類審査が必要となり、それを済ませるとキャンパス内に一度入れるQRコードが発行されます。

荷物を運んでもらえます

ロシアから来た同級生二人と同じ日に移動だったので、彼らの友人が手配した荷物運びの車に同乗し、入居手続き等済ませて鍵をゲット。その日できるはずだった入学手続きは全ての隔離を終えてから…ということになりました。

マレーシアからの国費留学生は同じ便で渡航したらしく、同じ日に大量の学生が移動してきたので、ここでルームメイトとなったのもマレーシア人の修士生でした。

1人部屋

食堂やスーパーのような室内で密接する場所に入ることは禁止。教室ももちろん入れないのでオンラインで授業を受けました。

食事は指定された場所でテイクアウトするか、デリバリーを用います。

初めてのデリバリーは羊肉焼売

ただキャンパス内を散歩することは可能で、毎日大きいキャンパス内を2時間くらい歩き回ってました。外でピクニックしたり、こっそりスーパーに入ったりと割と皆自由に過ごしていました。

ピクニック

3日に1回PCR検査を受けるよう指示されましたが、毎日その時間が変わるのでしばしば受け忘れることも…。ロビーの人には怒られましたが、結局なんとかなった思い出があります。

テイクアウト専用のミニ食堂

しかし後2日で隔離解放!というタイミングの朝に陽性者が出たとの報が。この頃は棟で陽性者なんて出ようものなら棟ごと封鎖される政策の頃で、全員が再検査になりました。

これだけ長い隔離を経て今陽性なんておかしいよねと言っていたら、夕方には結局偽陽性だったことがわかりました。ルームメイトとハイタッチして喜んだのを覚えてます。しかしこのドタバタで1日隔離日が延長になりました。

 

3.大学内での隔離移行期間〜10ヶ月住む宿舎へ

まさかの隔離延長後、予定より1日多めに隔離された後はキャンパス内にある実際住む寮の部屋に移動しました。

2人部屋

ここからは毎回外出申請をすればキャンパス外に出れるように。街では健康コードというPCR検査結果の提示義務などがありましたが、教室では誰もマスクしていないという光景が広がってました(衝撃)。

そして11月2週目からキャンパス外に出れなくなり、12月中旬まではまたギチギチの対コロナ政策を味わうことになるのです…。