等等日記

北京留学の日々、中国語学習など

中国国内旅行でホテルを手配するには

中国に滞在する者や中国旅行を頻繁にする者にとって、外国人宿泊お断りのホテルが多いことはよく知られているだろう。

ランクや値段は関係なしにホテル側が受け入れ資格を取得しないといけない為なのだが、コロナ禍を経て外国人旅行者も極端に減り、地方都市は特に宿泊が難しくなっているように感じた。

ツアー等でアレンジして貰えば良い話なのだが、私は旅行を自力で手配することに喜びを感じるタイプなので、留学中の身で何度かホテルに宿泊した経験談を残そうと思う。

蘇州で宿泊した民宿

 

予約時のコツ

ホテル予約サイトを使うようなら、基本的に予約後に「外国人の宿泊が可能か」一旦カスタマーセンターかホテルに問い合わせると安心。

Trip.comはしっかり確認してくれて、「宿泊不可能かつキャンセル代がかかる」「結局宿泊拒否された」などの場合にも対応してくれる。※PRではありません

私は以前長沙で予約したホテルが宿泊不可能とわかり、なおかつキャンセル代がかかるとなったため、追加でかかる費用はTrip.com持ちの形で新しくホテルを用意してもらえた(元の予約の倍くらいのホテルだった…)。

 

いざチェックイン!

「入住!/Check in!」とホテルのロビーで声をかけ、パスポートを渡すと基本はすぐに手続きしてくれる。外国人の受け入れに必要なようでパスピートのコピーを取られることになる。しかしゆるめの所だと写真を撮られる(おそらく受け入れ申請をWeChat上で行っているため)。

必要なページは「パスポート番号等が記されているページ」「ビザもしくはあるなら居留許可のページ(※ブログ執筆当時は日本国籍の人は中国入国に何らかのビザが必要)」「入国スタンプがあるページ」の3つ。四川の地方ホテル宿泊の際、受け入れられるがやり方がわからないというスタッフを助けた経験からわかったが、このページにある情報で申請は行われるようだ。

省略可能だが、以上のように確認されるので入国スタンプは必ずもらうようにすべし

予約サイトが海外のものだと、ホテル側がなかなか予約が見つけられない時もある。それでもしばらくスタッフと格闘したら何とかなった。

 

交番に行くパターン

民宿的なホテルだとパスポートを持って近くの交番に行くこともある。夜遅く交番が閉まっている時間だと、朝再び申請に行くことになる。

おそらくホテルのオーナーが同行してくれるので心配はいらない。

 

2017年くらいから自力で中国旅行を手配してきたが、コロナ禍後外国人がほぼいない中国でのホテル宿泊はハードルが上がっていた。3年ぶり!と言われることもあったし、基本マニュアルも残っていないようなので、宿泊者側にイメージができていると良いかと思い記事を書いてみた次第だ。

この数年で格段にレベルが上がり面白いホテルも増えているので、ぜひお気に召すホテルを探してみてほしい。